リトルマーメイドの実写の映画について、CMであったり、映画館での予告を見て、
『行きたい!』、『早く見たい!』という声も多いなか、
すでに『残念』や『ひどい』という声が多く見られています。
しかし、日本の公開日より少し早い2023年5月26日に全米で公開された実績としては、
初日を含めた3日間の興行収入は約9,550万ドル(約133億円)で、
実写の「アラジン」を超えて全米ナンバーワンのスタートを切られました。
今回はそんな好スタートを切った、「リトルマーメイド」がなぜ残念と言われてしまっているのか?
その5つの理由について調査してみました。
リトルマーメイドの実写が残念と言われる5つの理由!
リトルマーメイドといえばディズニーアニメの中でもとっても人気な作品の1つで、
東京ディズニーランドの「マーメイドラグーン」も人気スポットとなっており、
その世界観が可愛らしいことやキャラクター、音楽など魅力要素満載!で大人から子どもまで、
根強いファンの方の心を楽しませてくれています。
そんな人気作品が実写化されるということから、賛否が出る理由は様々…。
ここでは「否定派」の意見をまとめてみました。
残念な理由1:アリエルを白人が演じていない
残念な理由の1つ目は『アリエルを白人が演じていない』
最近のディズニー作品は原作の男性を女性に、白人を黒人に変更したりなど、
ポリコレを意識した傾向が見られています。
こういったディズニーの意向は素晴らしいものですが、
実際に公開された作品で、スターウォーズなどがそういったキャスティングがあったため、
イメージと違う!といった理由で批判されることは多いようです。
人種差別的にイメージが違う!という理由ではなく、
あくまでもキャラクターとのイメージとかけ離れ過ぎてしまっている点にそういった意見が出ているようです。
リトルマーメイドについても同様で、本来のキャラクターのイメージと結びつかない点に残念だという声が上がってしまった原因の1つと考えられます。
リトルマーメイドの実写版、ディズニーのポリコレ意識し過ぎの映画はとても本当に残念。
アリエルが黒人は流石に変。制作側の逆差別だとさえ感じる。意識しすぎだよ。
また、アリエルの父「トリトン」役は白人であることから、より違和感を感じてしまうのかもしれません。
残念な理由2:コンセプトがアンマッチ
残念な理由の2つ目は『コンセプトがアンマッチ』
「残念な理由1」と近い理由にはなりますが、「アニメとのコンセプトがマッチしていない」
ことが批判の原因となっているようです。
<アンマッチの理由>
- 主演のアリエルの見た目がイメージと違うこと
- ハリーベイリーの人魚姫になっていて、ディズニーのリトルマーメイドではない
- アリエルにしては体格がゴツい。アリエルはもっと華奢で可憐な人の方が合うのでは
- 役作りがイマイチでキャラへの敬意もない
- 日本の時代劇で外国人がちょんまげ結って日本人役やってる感じ
- もっとアニメに寄せてくれればいいのに
このように、昔からの人気作品であることから、そのギャップに違和感を感じる方が多いようです。
さらにアリエルはディズニープリンセス人気ランキング4位と、非常に人気の高いキャラクターであることから、こういった意見は出てしまうようです。
残念な理由3:セバスチャンがただの蟹
残念な理由の3つ目は『セバスチャンがただの蟹』
実写版のセバスチャンがただのカニ過ぎて名曲『アンダー・ザ・シー』歌ってるとこが想像つかない。
セバスチャン、なんか気持ち悪い…。
こういった声が多く見られました。
確かに、アニメの見た目ではロブスター寄りで、実際はカニのセバスチャンですが、
ここまで『カニ』感を出されると違和感がありますよね。
セバスチャンのように愛嬌ある雰囲気がうまく表現できているのか気になるところではあります。
残念な理由4:フランダーがガチの魚
残念な理由の4つ目は『フランダーがガチの魚』
フランダーのビジュアルが魚過ぎてイメージが追いつかない。
B級映画感がすごい・・・。
フランダー痩せすぎだよ。
イメージと違い過ぎて複雑。
こういった声が多く見られました。
セバスチャンもですが、フランダーもリトルマーメイドでは主要キャラクターで、
アリエル人気にフォーカスが当たりがちですが、両キャラクターも非常に人気があるため、
実写のビジュアルにはガッカリする人は多そうですね。
残念な理由5:アニメ版のアリエルのイメージとかけ離れている
残念な理由の5つ目は『アニメ版のアリエルのイメージとかけ離れている』
『白い肌に赤い髪、紫の貝殻と緑の尾ビレ』が特徴的なアリエル。
しかし、実写ではサラサラの赤髪ではなく、茶髪のドレッドヘアーになっており、
クシで髪を梳かすシーンはどうするの!?イメージと違い過ぎる!との意見も。
本作のヘアメイク担当によると、ヘアセットについては2000万円以上掛かっているらしく、
主演のハリーベイリーの地毛に編み込みをするなど、こだわりのヘアセットだそうです。
また、原作のイメージについては、
アースラとかそのままのイメージなのに、なんでアリエルだけこんなにイメージを変えてしまったの?
といった声もありました。
アースラのように、アニメに寄せているキャラもいる中、
主役であるアリエルのイメージが違い過ぎてガッカリする人が多くいるようです。
リトルマーメイドのアリエルが可愛くない!
今回、アリエルを演じた「ハリーベイリー(23)」ですが、『可愛くない』との声が…。
普通に映画は見れる内容だけど、「ほくろ」とかに目が行っちゃってアリエルらしさが無いんだよね。
どう頑張ってもアリエルには見えないよ。
など、残念だという意見が見られました。
しかし、今回のキャスティングには黒人の子どもたちが喜ぶ様子がSNSで拡散されるなど、大きな話題となったようです。
と、容姿については様々な意見があり賛否分かれておりますが、
「歌声」の評価は高いようです!
リトルマーメイドはアニメと実写でアリエルのビジュアルが全然違うのが本当に残念ではあるけど、
エリック王子が初めて会った時に心奪われ恋したのはアリエルのビジュアルではなく、
「美しい歌声」なので、そこは共通していてどちらも魅力的な歌声だと思う。
との意見が見られました!
ハリーベイリーが米ディズニーランドにて『パート・オブ・ユア・ワールド』を熱唱された動画が公開されていましたので、聴いてみたのですが、圧倒されるほど感動的な歌声でした!
筆者はこの動画、もう何度もリピートして聴いていますが、聴く度に凄すぎて鳥肌が立ちます!
コメント欄も「凄すぎて言葉が出なかった」「生で聴いたら号泣しそう」「本当に素敵な歌声」
と絶賛の嵐です。
キャラクターイメージは違うかもしれませんが、「歌声」については本当に素晴らしく、
歌い方についてもアリエルらしさが出ており、表現がお見事なので、
そちらを楽しみに映画を見られるのも有りかもしれないですね!
まとめ
自分の好きな作品が思っているイメージと違うとショックですし、
なんでそうなってしまったの!?と感じてしまうことから、
今回のリトルマーメイドの実写はその感情が顕著に出てしまう作品のようだと感じました。
しかし、話題を集めている作品ですし、アメリカでも公開後の評価も高いことから、
イメージはともかく、そのストーリー性に目を向けて楽しむのも良いのかなと思います。
個人的にはセバスチャンとフランダーはこの容姿だけど、どんな風に喋るの…?
アースラーとの掛け合いはどんな感じなんだろう?と気になる部分もあるので、
観に行ってみたいと思います♪
賛否ある作品のようですが、気になった方は是非映画に足を運んでみてください!
また、今回は残念な理由についてまとめさせていただきましたが、
リトルマーメイドの実写はなぜアリエル役にハリーベイリーが選ばれた?の記事にて、
より詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方は合わせて読んでいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。