2023年8月30日、鈴木宗男参院議員の秘書のジョン・ムウエテ・ムルアカさんが62歳という若さで、
お亡くなりになりました。
日本からトルコ・イスタンブールへ向かう途中の機内で『心停止』で死亡が確認されたそうです。
亡くなる前日にも鈴木宗男さんと連絡を取っていたというムルアカさん。
当サイトでは、ムルアカさんの死因は何だったのかまとめてみました。
ムルアカの死因は急性心不全?
ムルアカさんの死因について、結論からいって、現在死因は明らかになっておりません。
以下で記載している内容は、現在明らかになっている情報を元に考察したものになります。
ペースメーカーをつけて飛行機に乗ったことが原因?
ムルアカさんは心臓に持病があったため、ペースメーカーを装着してようです。
ペースメーカーを装着されている方は飛行機に乗って身体に影響があるのか、
航空会社のホームページを確認したところ、搭乗には問題ないという記述を確認しました。
ご搭乗時の注意事項
航空機のご搭乗には問題ありませんので、事前申告や医師の診断書のご提示は必要ありません。
ANA Inspiration of JAPANより引用
また、金属探知機のチェックにおいても、事前にペースメーカーが入っていることを伝えていれば、
反応することは無いそうです。
ムルアカさんが亡くなったのは、機内の中なので、金属探知機が原因ではないと考えられます。
よって、ペースメーカーを装着していても、飛行機の搭乗に影響がないということが分かります。
ペースメーカーを交換していなかった?
ペースメーカーを装着していたというムルアカさん。
ペースメーカーは適切な交換時期を守らないと危険性があるようです。
ペースメーカーの交換時期について
ペースメーカーの電池は作動状況や必要な出力によって大きな個人差がありますが、
平均7~10年で交換時期となります。
電池が切れてしまうと、ペースメーカーは作動を停止するため、
ペースメーカー植込み前の状況に戻り、徐脈性不整脈や心不全をきたし、
めまい・意識消失・失神の発作が出現する危険性があります。
横浜労災病院より引用
ムルアカさんがいつからペースメーカーを装着されていたのか、
情報は見当たりませんでしたが、
もし7~10年前に装着していて、一度も交換をされていなかった場合、
飛行機に搭乗した際に「心不全」となり亡くなってしまったのかもしれませんね。
心不全はそのポンプ作用がもともと弱い状態ですので、
中等症以上の心不全の方は飛行機での移動は控えた方が無難と思われます。
主治医とよく相談する必要があります。
日本心不全ネットワークより引用
ムルアカさんは心不全を起こしていて、
中等症以上で飛行機に搭乗してしまった可能性もあるかもしれませんね。
ムルアカは遺言を鈴木宗男に伝えていた?
鈴木宗男さんのブログによると、ムルアカさん亡くなられた前日、
夜8時47分の飛行機が飛び立つ前に、鈴木宗男さんに対して、
『これから行ってきます。本当に有難うございました。いろいろお世話になり感謝しています』
という連絡が入ったそうです。
まるで”永遠の別れ”のような会話ですが、
ムルアカさんはトルコのイスタンブールへ向かう予定で飛行機に乗っており、
出身地であるコンゴ民主共和国に向かった訳でもなく、故郷帰りしたということでもなさそうです。
また、日本の大学に勤務していたことから、
イスタンブールへ行って、日本へ2度と戻らないということは考えずらいですよね。
ムルアカさんは何か命の危険を察知していたのかは分かりませんが、
鈴木宗男さんとは、とても悲しい最期の会話となってしまったようです。
まとめ
ムルアカさんの死因についてまとめさせていただきました。
現在は死因が明らかになっていないため、
詳細が分かり次第、追記していきます。
ムルアカさんのご冥福をこころよりお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。